【2024年7月5日(金)】食の未来カンファレンス SUMMER 2024 開催決定!

食の未来カンファレンス

◆食の未来カンファレンスとは

食産業は最古のビジネスのひとつであり、また最先端のビジネスのひとつでもあります。

人口爆発、環境・気候問題、雇用、地政、宇宙開発など、生活の3大要素としてあらゆる分野と密接に関わりを持つ”食”。

そんな食産業だからこそ様々な方面に課題を抱えています。

一方で互いの活動を知らなかったり繋がる機会が圧倒的に少ないこの業界。

食の未来プロジェクトの目的は、食の未来に情熱を持つ参加者が共に学び、持続可能な食の未来へのアクションプランを考え行動するためのエコシステムを構築すること。

本イベントでは、誰もが挑戦し、失敗し、学び、成長し、そして繋がることのできる快適で安全なコミュニティを目指すVenture Cafe Tokyoが運営する、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC Connect)と食の未来プロジェクトとが連携し、食業界の見えづらい課題について、各領域の最前線で活躍するプロフェッショナルをお招きして深堀り、食の未来について語り合う機会を創出します。

起業家、中小大企業、投資家、研究者、行政、その他食の未来に情熱を持つ人々であればどなたでも参加可能です。

食の未来を一緒に考え、集まり、行動するこの貴重な機会にぜひご参加ください。

◆サステナブル商品をどう広める?

⚪︎概要

前回のセッション「サスティナブルとおいしさは両立できるか?」を通して、欧米諸国と比較して、日本では”サステナブルだから選択する”という機会が少ないことが分かりました。

前回のセッションを受けて、日本の消費者が”サステナブルだから選択する”ようになるためには何が必要なのかを議論します。

またこの選択が広まる前に事業として成立させるための戦略について、流通整備やインバウンド需要の取り込みなど多角的観点で考えていきます。

⚪︎登壇者

玉木千佐代氏

TAMAKI CHISAYO 

京都を拠点にしたヴィーガンライフスタイル、衣食住遊、の選択肢を提案する会社です。

ヴィーガン関連のコンサルティング、PRサポート、セミナー、ツアー開発などのサービスを提供しており、京都の豊かな文化と自然環境を活かしながら、地域社会への貢献を目指しています。

また、私たちは京都市の2050年炭素排出ゼロの目標のなかで、菜食行動を担当し、ヴィーガンマップの作成することで、情報を提供しています。[KYOTOVEGAN](https://kyotovegan.jp/)

吉川 夕葉 氏(Yuha YOSHIKAWA)

= 株式会社ブイクック 取締役COO

上智大学総合グローバル学部卒。7歳からヴィーガンな食生活を始める。

ヴィーガン食品の面白さを発信すべく、SNSでの発信を2018年より開始。

2019年には #日本で唯一の若者向けヴィーガンイベント Green Rabbits Club を設立、約200名のオンラインコミュニティとなる。

ブランディング・制作会社でのPM業務を経て、2021年よりヴィーガンスタートアップ「株式会社ブイクック」に入社。2022年より取締役COO。

現在は「誰もがヴィーガンを選択できる環境づくり」をミッションに、ヴィーガン商品専門ネットスーパー「ブイクックスーパー」をはじめ、新規事業のインバウンド向けヴィーガン飲食店のリリースに奮闘中。

萩原千夏(Chinatsu Hagiwara)

立命館大学食マネジメント学部3回生 コロナ禍によって共食が難しくなったことと、高校時代のムスリムの友人の存在から、宗教や国籍関係なく誰とでも同じ食卓を囲める未来を目指し始め、ヴィーガン食に興味を持つ。現在は、イタリア食文化ゼミに所属し、スローフードの探究を進める。2024年3月までは、学生団体BohNo3代目代表を務め、食育や商品開発、食品ロス削減活動を通して、若者の視野を拡げる活動を実施。

◆スポーツ選手の食事情

⚪︎概要

「太らない食べ物を知りたい」「スポーツしながら適切な栄養を摂りたい」

あなたはどんな体型や健康状態になりたいですか?

高タンパクな補給食や低カロリーなスナックなど、近年の食品市場ではダイエッターやアスリート向けの商品が増えてきています。一方で、理想とするスタイルや競技種目によって必要な栄養素は十人十色です。また、日本を代表するようなトップアスリートにとって、食事にはドーピングのリスクや壮絶な食事制限などの不安があります。

「ダイエットしたいけど、栄養の知識や適切な食事量がわからない、、、」「パフォーマンスを上げたいけど自分の競技に必要な栄養素がわからない、、、」

個人に適した食品がある反面、企業は大量生産で効率よく売り上げを上げなければいけません。このセッションでは、管理栄養士として管理栄養士としてオリンピック選手などのサポートをされている喜多みのりさん、空手+84kg級で現役日本代表選手の吉村郁哉さんをお招きし、スポーツの切り口から食産業について学び合います。

ぜひこの機会に、私たちの”食の未来”と向き合ってみませんか?

⚪︎登壇者

喜多みのり(KITA MINORI)

株式会社ほおばる 代表取締役

アスリート個別栄養サポート代表

管理栄養士。

「世界一の笑顔の瞬間を食でつくる」をvisionに、小学生~オリンピック選手まで野球/サッカー/ラグビー/陸上/フィギュア/ゴルフ/格闘技/スキーなど様々な競技の選手サポートを手掛ける。アスリートを食から支えると共に、管理栄養士の活躍の場、女性の社会での活躍創出に貢献したいという想いから、2020年に法人を立ち上げ東京・自由が丘にてサービスを展開。

吉村郁哉(YOSHIMURA FUMIYA)

空手+84kg級 日本代表

~主な成績~

東アジア大会 優勝

アジア大会  銅メダル

KARATE1  優勝

3歳の時に泣き虫だった自分を変えるために空手道を始めた。今は【大人が夢を持って輝く世界】をテーマに「大人になっても子どもの時に自分が持っていた夢は叶えられるんだ!」!ということを体現するために2025年エジプトで行われる世界大会を優勝することを目標に海外のツアー大会に参戦しています。

選手活動だけでなく、空手教室を開催したり、外国人観光客に向けて日本の伝統文化である空手道を体験する活動を行なっています。

菅原 龍佑 氏(Ryosuke SUGAHARA)

= WITH USコネクト 代表|立命館大学経営学部 1回生|OIC CONNÉCTアンバサダー

どこに生まれ変わっても「生まれてきてよかった」と思える地球をつくるために活動している。2018年、中学生の頃にカナダで多くのホームレスを見たことをきっかけに、高校生では模擬国連や学生団体などで活動。SDGsの授業で「代替肉」を知り、感銘を受ける。2022年、高3で仲間と「WITH US」を結成。100年後も「住める地球」と「食の幸せ」を残すことを目指し、2023年は2,000食以上のイベント出店や代替肉企業6社協賛の試食会を実施。2024年1月1日に開業し、“美味しくて環境にも優しい”代替肉のみを取り扱うECサイトを製作中。また、自社商品の開発や理念に沿う企画屋としても幅広く活動し、“色“を加えていく。

◆EUの食産業事情

⚪︎概要

欧米諸国は様々な分野で「サステナビリティ」「サーキュラーエコノミー」の実践を目指し様々な取り組みを行っています。

エコ・ラベルに代表されるようにその取り組みは食産業でも行われており、一般消費者にもその文化が根付いているといえます。

本セッションでは、 現在イタリアの食科学大学大学院に留学中の三間氏をお招きして、EU各国での取り組み実態と日本との比較を通して、日本の食産業の強みと今後国内で取り組むべき課題について紐解いていきます。

⚪︎登壇者

三間紗弓(Sayumi Mitsuma)  ※オンライン登壇

イタリアの食科学大学大学院(Università di Scienze Gastronomiche di Pollenzo)に留学中。

大学卒業後、不動産デベロッパーや小売企業でIRを担当しつつ、銀座と日本橋のソーシャルバーの一日店長として、ヴィーガンやグルテンフリーなどの新たな食の選択肢を提供するイベントを主催。そこで食の奥深さに魅了され、その深層を探求すべく、2024年3月よりイタリアへ留学。

鈴木 彰 氏(Akira SUZUKI)

= ヤマキウ 株式会社 8代目アトツギ / 食の未来 代表

1892年に大阪で創業した、鰹節や昆布など出汁素材を取り扱う会社のアトツギ。

明治大学商学部を卒業後、東京にて商社、デジマ・イベント運営の会社を経て2023年7月より家業にジョイン。近年の人口爆発や環境問題、雇用問題、戦争などによる食料調達の困難さを実際に目の当たりにするようになり、「将来私達の子孫は健やかで楽しい食生活を送れるのか?」と疑問を覚える。一方で食業界の横で繋がる機会の少なさに課題を感じ、食の未来プロジェクトを発足。エコシステムの構築によってフードイシューの解決スピード底上げを目指す。

タイトルとURLをコピーしました